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2021/07/13 19:30

富山は海に面しているので海岸に沿っていけばいくつも海水浴場があります。

かと行ってどこの海でも状態のいい流木があるのかといえばそういうわけでもなく、

その日によってあたりハズレはあります。


なので、私もその場所に行かないと、どんな状態のものに出会えるかはわからないんです。

でも、何年も探しに出ていると気候の判断やこの辺に集まっているという、なんとく自分なりの

アタリの場所がわかってきます。そんな気がしています。

 流木に出会うのも縁と思う

先ほども言いましたが、探しに行ったからと行って必ず出会えるものでもなく、人の出会いと同じようなもので、

これも自然な流れかなと捉えています。

 

「今日、このタイミングで来て本当に良かった!」

 

と思うこともありますし、


「あると思ったのに全然流れてきてないな」

という日もあります。


流木ならなんでもいいというものでもなく、自分の商品を引き立たせくれる形のものを選んでいます。

厳選!!です。

どんなに形が良くても汚れているものの中にあったり、掘り起こしてまで持ってこようと思わないし、

ピンと来たものだけ連れて帰ります。



自分と流木の出会い

私が看板作りを始めたのも、海に行った時に見つけた運命の流木との出会いです。

「流木アート」というハンドメイドが流行り始めていましたが、特に興味もなく

「すごいな、器用な人が羨ましいな」

と思っていました。

 

その日の海にはたまたま状態のいいものが浜辺あって、
「流木ってこんな綺麗な形になるんだー」ぐらいの感覚しかありませんでしたし、

手によって見てみようという気持ちにもならなかったです。

 

しかし、帰り支度をしていた時に

「そういえば、あの流木、まだあるかな」

なんとなく気になってそこの方向を見ると、

相変わらず、砂浜にポツンといました。

全体的に流木って汚いイメージがあったんですが、実際に見たものは白くてつるっとしていて

綺麗なものだったので初めて手にとって見て見ました。

これが何になるという確信もなかったのですが、持って帰りたいな
という気持ちになりまりた。

今でもその流木は何にも加工されずひっそりと置いてありますが、

一本の木がネットショップの商品へと繋がるなんて思いもしなかったです。


セカンドキャリアとして活躍の場を

砂浜の上をあちこち見て歩くのですが、自然はすごいなと思います。

茶色だったであろう木が波によって丸くなり、白くなり、アート作品としても活躍するんですから。

自分がいいなと思ったものが商品とコラボして完成した姿を見ると本当に嬉しいですし、

愛着もわきます。
全く同じものにはならないからです。


一本、一本個性があります。

なんだか恥ずかしそうにしているもの、

堂々としているもの、

元気いっぱいなもの、

控えめなもの
など、仕上がった商品からは色々な感情が伝わってくるような感じがします。

商品を購入したくださった方の新しいステージへ向かうお供として、近くに置いていただけるととても嬉しいです。

機械で作る正確さはありませんが、木の優しい雰囲気と力強さ。
その姿、形を楽しんでもらえることを願っています。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。


 


 

 



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