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2020/04/23 12:25
学校や幼稚園が休みになり、在宅勤務を試験的に導入している企業もあります。
Photoriaを運営する前から私は在宅で仕事をしていました。
パソコンとネット環境、DTPやWEBソフトがあればできる仕事をしていたので、育休明けから在宅で仕事を引き受けてきました。
趣味でMacやアドビソフトを自腹で購入していたこともあって、割とすんなり仕事を与えてもらえたことは本当に助かりました。
業種によっては可能、不可能はありますが、子供が家にいて本当に仕事に集中できるのかを私の実体験をもとに記事を書こうと思います。
●2歳、3歳は目が離せない
私が在宅を始めたのは子供が1歳で、仕事は退職しました。
9が月の頃から伝い歩きをしたり、手を伸ばして高いところのものを取ろうとしたり、ダイニングテーブル用に椅子に登ろうとしたり、行動範囲も広くなるのでお風呂掃除、トイレ掃除のように他の場所で作業をするのも心配なくらいでした。なので、仕事のときは実家の両親に預けておりました。
乳幼児を家で見ながら仕事するのなら、4時間、5時間テレビ漬けかサークルから絶対に出さないくらいの気持ちでないと本当に集中できないです。
家で仕事をするということは、主にパソコンを使うことが多いので1時間では準備段階で終わってしまいます。
記事をかく仕事にしても、情報を集めたり、内容を定めたりするだけでも2時間くらいはあっという間。
乳幼児なら1時間も黙ってテレビを見たり、サークル内で大人しくしてるだけでも本当に手がかからない子なんだと思います。偉い!
でも親としては1時間であってもテレビに子供番をさせててることに罪悪感を感じたり、子供に対して申し訳ないと思うようにもなります。
うちの子はサークルを嫌がってよく泣いていたので、おんぶしながら寝かせて作業してました。
●仕事が思うように進まない
たとえ両親に子供を預けていたとしても、両親の都合もありますし、手のかかる仕事をしているときは5時間でも短く感じました。
仕事だけでなく、最低限の家事、食材や日用品を買いに行かなくてはならないので自由時間はほとんどありません。
日中やり残したことは深夜からすることもあって、基本的に毎日寝不足。
「あの人は家で仕事してるのか?」と思われたくないので、毎日進捗状況を報告し、誰がみても「ここまでやっている」結果を残すことに必死でした。
在宅仕事いいよね、と言われましたが、結果がすべてなので上手くいかなかった過程は誰もわからないし、原因は自分で調べたりしなくてはなりません。
在宅一年目は時間管理と子供との遊び時間、家事をどこまで減らして時間を作るかを模索していました。
●小学生になっても在宅は大変
長女が小学3年、次女が幼稚園年長となり、二人で遊んで時間を過ごすようになった点では昔に比べて楽になりましたが、それでも数時間が限度です。
喧嘩したり、狭い家の中で鬼ごっこやかくれんぼが始まると、仕事にどころではありませんし、電話会議中に部屋に入ってきて割り込んでくることもありました。
「仕事してるから入ってこないで、静かにしてて!」も長続きしません。
学校から出た課題にしても、こちらから「ここまでやる」と指示を出さないと、自分からはなかなか動き出しません。
在宅仕事は学校、幼稚園ありきで成り立つものだなと改めて感じます。
それか、子供がある程度独立した家庭とかですかね。
ありがたいことに、毎週金曜が子供むけアニメを放送してくれているので録画しています。
その番組をみている間の時間は本当に貴重なので重要な仕事に使っています。
●挑戦する時間にも使いたい
自由に外出もできず、ストレスが溜まっているのは子供も同じ。
時間を仕事に当てたいもの山々ですが、少しでも楽しく毎日を過ごすようにしなくては精神的にも参ってきますね。
久々に娘たちと折り紙をしたり、作った粘土を褒めたりして子供がある程度満足する時間も作らなくてはならないなと思います。
まだまだ休みが続くので、お絵かき帳上で迷路を作ったり、学研から出ている「ガールズクラフト」シリーズを一緒に楽しんだり、創作活動も楽しみたいと思います。