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2019/11/14 23:33
世の中たくさんのネットショップがあって、私なりにどうしたら魅力的なお店づくりができるだろうかと考えています。
同じ商品をいくつかのお店で取り扱っている場合、
「購入するときは何が決め手になるんだろうか?」
と、自分が買い物するときを考えて商品ページを考えているんですが、
自分のお店だと感情が入ってしまってなかなか冷静に判断がつかないものですね。(^-^)
こうしてみよう、ああしてみようといろんなお店をみてまわれば回るほど、雲泥の差に気づいてがっかりもします。
それはさておき、お客さん目線で商品を発信するということについて勉強になったことがあったので忘れないように
アウトプットの場としてここに記載することにしました
消費者目線の発信について
先日、新商品販売に向け準備をすすめている会社さんの仕事をお手伝いしてきました。
商品はすでに完成していてそれをどうやって販売していこうか?ということについてスタッフと話し合いをしました。
まず、どんな人に買ってもらいたいのか、どんな人なら興味をもってくれそうなのかを思いつくままに書き出して
空想人物を創り上げてみました。
これがペルソナというもので、本当に実在しているかのように名前、年齢、性別、住んでいる場所、家族構成、趣味や良く行くお店、
その人物がもつ理想など、事細かに考えていくと途中でなぜか
「この人はこの商品は買わないかもしれない」という意外な展開になってしまいました。
ちーん・・・。
商品が持つイメージを改めて掘り下げていくことで、
こちら側の「こんな人にかってもらいたい」と思っている人物像と
「購入するかもしれない」というイメージに不思議なギャップが生まれ、最終的に「きっと買わない」という結果が。
こんなことってあるのっ?と全員で驚いたのですが、でも納得もしました。
路線が若干、ずれているなあと言うことに気がついたのです。
商品と向き合うこと
こんな人に買ってもらいたいというイメージだけが先走りしてしまって、商品の雰囲気が置き去りにされていたのだと思います。
改めてこの商品はどんな使い方があるのか、どんな場面で使われて、その後、どうなっているだろう?と
商品を購入されたあとの展開でイメージをつくっていく方向にきりかえると、新しい人物像が出来上がってきました。
商材は自分用でもギフトでも対応できるものなので
もし自分用に買ったとしたら・・・
1.こんなつかい方してるかもしれない
2.こんな部屋に置いてるかもしれない
をイメージしてそこに置いてある家具の雰囲気、壁の色、床、そこですごしている人物像を創り上げてみました。
商品を購入された時からストーリーを創り上げていくほうがしっくりときてその後の話し合いもかなりスムーズに進みました~。
そのイメージの人物こそ、商品を自分のため、そして大切な人のために購入するであろうということで全員が納得し、
とても充実した話し合いができたのです。
ペルソナをつくってみて
マーケティングの世界ではこの、人物づくりが大切だと言われており、わたしたちも分からないなりに人物を思い描くところからはじめましたが、必ずしもこの手順でなくてもいいということです。
多分、このやり方は商品がまだ決まってなくて、これからという時に効果的なような気がしました。
今回は商品ができあがっていたので、
こちら側の「買ってほしい」イメージばかりが先行してしまって、
商品コンセプトとずれが生じてきたように思います。
マーケティングや情報発信の仕方に正解はなく、その時々で手法を変えていかないとダメだなあと感じました。
商品と真剣に向き合うことって大切ですね。
ペルソナが決まったことで商品撮影の仕方やラッピング法がスムーズに決まって
今後の展開がとても楽しみになりました。
この商品のサイト構成も担当させていただくことになり、私のやる気も一気にあがっている状態です。
こうやってブログでえらそうなことをかいていますが本当に手探り状態で一つ、一つ進んでいます。(^-^)
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。