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2019/09/28 17:40
結婚式には本当にたくさんの人が関わっています。
新郎新婦を中心にご両親、ゲストの方々、さらに式を取りまとめてくれる担当プランナーさん。
それ以外にもお料理担当部門、カメラマン、衣装部門、メイク部門、音響、バンケスタッフ、司会者さんなど、式場の裏方さんを含めると
かなりの人数になります。
プランナーさんの裏方仕事
打ち合わせの後、プランナーさんはいろんな部門に掛け合って発注を出しています。
商品のことだけでなく
「こんな演出はできるのか、」「このタイミングで入場ができるのか」など、
打ち合わせの中で出たお客さんの希望を叶えるため、各部門に相談しながら全力で取り組んでくれています。
経験豊富なプランナーさんなら即座に
「こういう演出はどうでしょう?」とか「こうしたらもっと盛り上がりますよ」と打ち合わせの段階で助言もしてくれるでしょう。
私はそんなプランナーさんの裏方の仕事を垣間見る時がありますが、
その作業量は本当にすごいなと思います。
決められた時間内で全てのイベントを終了させるため、タイムスケジュールというものを分単位で組み立てています。
披露宴が延長すると次に使うお客さんにも迷惑がかかったり、会場の延長料金が発生するので時間管理は厳重にされています。
自分の担当のお客さんだけでなく、次のお客さんがどのこ会場を使われるということも把握していないと他の担当プランナーさんの仕事にも影響してくるのでそういう点でも、当日の挙式全体の流れも頭に入ってると思います。
慣れなのかもしれませんが、いくつも担当を持っていると混乱しそうですよね。
プランナーさんたちも初めからなんでもできたわけではなく、新人の時は経験を積んだ先輩についていろいろ学んで行きます。
サププランナーとしてメインを助ける仕事もされています。
新人で入られた人がいつの間にかお客さんの挙式を担当しているのをみると、応援したい気持ちでいっぱいになります。
発注の変更も素早く対応
新郎新婦が何時に来る、何時にチャペルに入る、など時間的な細かいことももちろん、急なお客さん側の備品の増減にも素早く対応しなくてはなりません。
余分な請求金額が発生したり、未請求の状態になったりします。
式にかかる商品は一般的なものより高価なので間違った請求ではお客さんに迷惑がかかってしまいますし、
お客さんによっては割引クーポンを利用されたり、フェアに参加された特典などもついてくる時もあるのでそういう確認もしなくてはなりません。
金額の間違いは不信感をもたれる原因となるので商品や特典の内容や価格は間違いなく説明しなくてはなりませんし、ご両親からでる意見や質問にも誠実な対応が求められます。
両家の複雑な関係をうまく微調整することも
全ての新郎新婦が順調にここまで来れるわけではありません。
どんなにお二人が結婚したくても両親の理解がないと難しいですし、お嫁に行く、婿養子に行くということに関してそれぞれの家庭で
考えも違うので最終的にはどちらかが譲る結果が多いでしょう。
一度は納得したはずのことでも式の当日まで後味悪い結果を引きずったままのご家庭もありますので、そういうケアも時には必要とされています。
ある程度、新郎新婦との打ち合わせて話を聞くのだと思いますが、
●両家の控室はなるべく遠ざける(場合によっては顔を合わせずに済むようにしたり)
●「この度はおめでとうございます」という言葉かけをあえてしない
●あくまでも中立の立場として対応する
などが求められます。
みなさんが少しでも楽しく、2人の幸せな門出を祝えるように、プランナーさんはきめ細かな対応で挙式を支えています。
イメージ的に華やかな職業だなと思っていましたが、実際に話を聞くとかなりハードで、お客さんがどんな式をしたいのかを汲み取って現実にしていかなくてはなりません。
お客さんにとってはたった一度しかないその1日を、毎回、真剣勝負で仕事している姿はかっこいいなと思いました。
私もそんなプランナーさんたちをみて気持ちが引き締まります。
いい商品をお届けしたいと思います。